Live aloha spirit❤️ mekoo

mekooのspiritのこと、danceのこと、旅のこと…わたしのとっておきを綴るスペシャルダイアリー

OPEN SESAME!! ひらけごま!③

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今回のニューヨーク🗽への里帰りは、
友人と会うことと、
かつて好きだった場所に行ったら
今、どう感じるのかということが、
私にとっての重要なポイントでした。

12年の月日は、長いの?か。
それは人それぞれだし、
答えはないのだろうけれども、
人が変容するには、たっぷりな時間なのだということを教えてもらったのでした。

ニューヨークは9/11の後、一気に人が少なくなり、
日本人はとにかくめっきり減り、
道々に警察やガードマンがいて、
けっこう殺伐とした場所もありました。

それでも人たちが助け合い、声をかけ合って生きることをその当時の状況から教えられたもので、
わたしが夜道、1人で当時の最寄駅から帰宅するために歩いていると
おばちゃまが優しく声をかけかけてくれて、
「あなた、ひとりでどこまで歩くの?出来るだけ途中までご一緒するわよ。」
と、本当に家のギリギリまで話しながら歩いて帰ってもらったり。
重たい荷物を持って歩いてると
全くの親切な気持ちの持ち主の優しい人(この当時はあやしい人ではない!っていうのを見分けるポイントみたいなのがあったんですよ〜。私なりの笑)が「家の近くまで持つよ」
って、わたしがイェスもノーも答えるその前に、
さっと、その重たい荷物を持ってただ歩いて運んでくれたりしたものでした。

おばあちゃんが杖をついて階段をのぼりくだりしようとしてると、
スッと男性たちは何も言わずに
おばあちゃんをおぶったり、必ず誰かがサポートしていました。

これ、私は東京で体験したことがなかったことだったし、
帰国してからもほとんど見かけたことがないし、体験したことのないシチュエーション。
(わたしは帰国後は出来るだけするようになりました!もちろん!)
たまぁ〜〜には、見かけたことがあったかもしれないですけどね。
ましてや東京で見知らぬ人に、そんな声のかけられかたしたら、ちょっと警戒してしまうのかな。。。

ニューヨークのそんなところの感覚が
今回まったく変わっていなかった!(そりゃそうかもしれないですが)のがやっぱり嬉しくて、わたしも改めてその部分を見つめなおそう!と誓いました。

なんか、自然にレディーファーストだし、
道を譲り合ってあるくし、
ほんとに、自然にそうなんです。
昔から変わらぬ部分。良かった!

一方で、ビルやアパートメントなどは
なんだか思いっきりモダンなものに変わっていたり、流れてる音楽が変わっていたり。
そんな変化はまた、たくさんありました。

あぁ。この場所にこのビル涙、、、。
ああぁ。ブラウンストーン(昔ながらのレンガ造り)が、なんかガラスだらけのモノトーンなビルになっちゃったの、、、涙
などなど。
それにはちょっとさみしかったり、、、。


でも、
街は大きく変わっても、
基本の人たちのその魂のベース、軸の素晴らしい感覚は全く変わっていなくて、
むしろ、9/11からだいぶ経ち、
笑い事や楽しみ事をエンジョイする人たちが圧倒的に増えていると感じました。

同じスマホをいじるのも、みんな表情が豊かすぎて、こっちも楽しくなってしまうような。
地下鉄でスマホゲームしてる人なんて、もう、身体全部使ってやってましたよ笑
しかも、ごっつ〜〜い大人の男性!!
目の前で見てるこっちが可笑しくなってしまいました。

スマホを地下鉄や道端でいじってる人は、まだまだ日本より少ないです。
メールしながら、調べものしながら歩きは
見なかったなぁ、、、。

地下鉄や道では
会話したり、ひとりじっと落ちついていたり、食べたり笑、音楽を聴いたり、本を読んでる人がたくさんいます。

イヤホンマイクをつけて
電話で話し笑いながら外を歩く人はいるけれど。笑

「みんながスマホいじってるから。」
「目が、どうしたらいいかわからないからとりあえずスマホみる」
「電車の中でこそ、仕事。仕事。仕事。」

っていう人がほとんどいなかったように思う。

日本での常識みたいな
「移動中こそ仕事して点数稼がなきゃ」
とか
「電車の移動中にできたことだろう!怒」
とかは全く考えられないことなんですって。

日本のスタイルだから、それがいけないことだという風には思いません。

12年振りに感動の再会を果たしたら、有名大学の教授になっていた!アメリカ人の友人や
ブルックリンにレストランを3店舗経営しているメキシコ人の友人は
「日本人はなんでプライベートタイムも仕事するのか?
1番大切なのは、自分の好きなことしたり、
好きな場所で最高な時間を過ごしてリラックスすることだろう。
日本人、大丈夫?」
って、言います。笑

確かに、ニューヨークにいると、夜の地下鉄やバスにスーツのサラリーマン的な人は乗って来ないし、
夕方くらいになるとヨガマットを持った人や
マラソンファッション、自転車の人が一気に増えて、その切り替えが面白いくらいでした。

わたしもそうなんだけれど、
ずっとパソコンやスマホをみていても、
休まる訳はなくて
ただ、クセみたいに笑やってしまっている。

その時間、リラックスタイムに
好きなことする時間にスイッチしたら
どれくらい充実するんだろうとイメージしたら、笑っちゃうくらいに広がりますよね。

そりゃあ、必要なときはパソコンやスマホを使います!

だけど、とっても素敵なこと忘れていた。
って、思い出しました。

もちろん、何度も言いますが、
日本のスタイルを悪いとかいうわけではなくて、
わたしだって、ニューヨークに住むことがなかったら、日本のスタイルしか知らないから
何の違和感もなくいた訳ですからね。
ただ、ニューヨークでたくさん知ってしまい、体験したので
色々に思うし、感じるのです。

 ニューヨークの人たちに、街に、アフターファイブやプライベートの過ごし方と
私だけのための時間の使い方をみせてもらって、大切なことに気づかせてもらうことができました。

自由の街、ニューヨークの人たちは
自分を楽しませることがとっても上手です。

ありがとう!ニューヨーク!!